ぎふ木育推進員

 ぎふ木育推進員は、岐阜県立森林文化アカデミーにおいて森林環境教育や木育について学び、森林環境教育関連の講師の講座等のコーディネートの実績があり、「ぎふ木育」に関する知識を有してます。

 「ぎふ木育」について、広く知っていただくために、木育のPR活動や木育を実施したいという現場の声に応えてアドバイスやコーディネートを行っています。

福島 計一(フクシマ ケイイチ)【共育工房IPPO

神奈川県大和市生まれ。幼少より、雑木林や畑の中を、虫や鳥、花を探して走り回った原体験を持つ。大学在学中に、神奈川県西部の丹沢山塊で起こっている様々な環境問題に触れたことがきっかけで、環境教育・インタープリテーション(自然解説活動)の道へ。数々の経歴の後、木工を学ぶため岐阜県立森林文化アカデミーに入学。在学中に【共育工房IPPO(いっぽ)】を立ち上げて以来、環境教育で培った「伝え手」としての経験に、木工で培った「作り手」の経験を加え、自然観察と「ゴミにならないモノづくり」を通した「日本型の環境教育=木育」を、岐阜県にとどまらず全国で実践。

入江 鐵夫(イリエ テツオ)【行灯工房】                               

私は緑多い可児市の工房で、岐阜県産の長良スギと手漉きの美濃和紙を使い、京指物の行灯を制作しています。平成20年に岐阜県が木育を導入して以来、県の木育推進員として、数多くの子どもたちと接してきました。岐阜県は美しく豊かな森林に恵まれ、また木を生かす技術も伝統的に受け継がれています。木育を通して子どもたちに、自然の持つ力、美しさ、ものづくりの楽しさ等をわかり易く紹介します。


小野 敦(オノ アツシ)【NPO法人グリーンウッドワーク協会

地域の人たちが自ら、地域の森から出た材料を使い、その地域に必要な物をつくる。少し前までは、当たり前のように行われていたことなのかも知れません。それを今の時代に合う新しい形で実現するために、私はグリーンウッドワークという技術の普及に努めています。今後とも、木や森を通して人の心を豊かにするために活動を進めていきたいと思っています。